ブルーノ・カニーノ&大井浩明ピアノデュオ

ブルーノ・カニーノ(ピアノ・作曲)Bruno Canino, Piano/Composition
1935年ナポリ生まれ。ミラノ・ヴェルディ音楽院にて作曲とピアノを学ぶ。1956年ブゾーニ国際ピアノコンクール入賞。自作「Concerto da Camera No.2」がパリのUNESCOのコンクールで第1入賞(1962)するなど作曲家としても活躍。現代音楽演奏のエキスパートとして、ベリオ「ピアノ協奏曲」「セクエンツァW」、クセナキス「ディフサス」、シュトックハウゼン「マントラ」「ピアノ曲第1番~第11番」、ブーレーズ「構造 第1巻・第2巻」、カーゲル「ピアノ・トリオ」等の初演・再演、ブゾーニ「ピアノ協奏曲」「対立法的幻想曲」やスカルコッタス・シェルシ・カセッラ作品等の蘇演に携わった。
ミラノ・ヴェルディ音楽院ピアノ科教授として24年間教鞭を執ったのち、現在はベルン音楽大学(スイス)ピアノ科マスタークラス教授、ならびにヴェネツィァ・ビエンナーレ音楽監督。ベルリン・フィル、ニューヨーク・フィル、アムステルダム・コンセルトヘボウ、BBC響、バイエルン放送響、クリ―ヴランド管、フランス国立管、ロンドン響、イスラエル・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、 ケルン放送響等のオーケストラ、アバド、サヴァリッシュ、ブーレーズ、マズア、シャイー、ムーティ等の指揮官とソリストとして共演。同時に、パールマン、アッカルド、ムローヴァ、リン・ハレル、ニコレ、ガッゼローニ、グラーフ、バーベリアンらの室内楽のパートナーとしても世界的名声を博している。ザルツブルグ、ウィーン、ベルリン、ルツェルン、マールボロ、エディンバラほかの国際音楽祭に定期的に出演。ドイチェ・グラモフォン、フィリップス、RCA、デッカ、CBS、オルフェオ、ヴェルゴ等のレーベルに、多数のCD録音がある。
大井浩明(ピアノ・チェンバロ・オルガン)Hiroaki Ooi, Piano/Harpsichord/Organ
1968年京都市生まれ。同地に育つ。独学でピアノを始めたのち、スイス連邦政府給費留学生として1996年秋から国立ベルン音楽大学に留学、ブルーノ・カニーノ教授のピアノ・室内楽マスタークラスに在籍。同音大大学院ソリストディプロマ課程修了。同時にフォルテピアノと歌曲伴奏をイェルク・エヴァルト・デーラー、チェンバロと通奏低音をディルク・ベルナー、パイプオルガンをハインツ・バッリの各氏に師事。今までに、A.シフ、L.ベルマン、L..F.タリアヴィーニ(オルガン)等の講習会を受講。第3回朝日現代音楽賞(1993)、 第11回アリオン賞奨励賞(1994)、第4回青山音楽賞(1995)、第9回村松賞(1996)、第11回出光音楽賞(2001)等を受賞。第30回ガウデアムス国際現代音楽演奏コンクール(ロッテルダム・1996)、パリ市主催第1回メシアン国際ピアノコンクール(パリ・2000)に入賞。親日フィル、都響、京都市警、ドイツ・カンマーオーケストラ(ベルリン)、アンサンブルASKO(アムステルダム)、アンサンブル・アンテルコンタンポラン(パリ)、国立ベルン交響楽団との協演ほか、ドイツ、スイス、フランス、ベルギー、オランダ、韓国等の音楽祭に出演。現在ベルン(スイス)在住。
柴田 暦(ナレーション)Reki shibata, Narration
桐朋学園大学演劇科卒業。女優、ヴォーカリスト。オンシアター自由劇場「上海バンスキング」(演出/串田和美、シアターコクーン)最終公演、「ポかリン記憶舎」(演出/明神慈)等に出演。また、「三宅榛名・都市の肖像」(青山円形劇場)、「国道の子どもたち」(シアターカイ)、「高橋悠治とその仲間たち」(北九州市警ホール)等の現代音楽コンサート、およびピカソバンド(97〜98年)でヴォーカリストをつとめる。 パフォーマンス・グループ「時々自動」(演出/朝比奈尚行、99年〜)に参加し、「時々自動的思考」(シアタートラム)、「R...A.三部作」「コンサート」「映像展」(神楽坂セッションハウス)箱根彫刻の森美術館でのアートパフォーマンスイベントに出演。また、自身のコンサートシリーズ「音楽探偵団」では、音楽と演劇が交差する舞台を試みている。共演者に女優・結城美栄子、コントラバス・吉野弘志、河崎純、等がいる。

■ 東京公演
・2001年11月5日(月)19:00開演
・A席/ ¥5,000
・B席/ ¥2,500
・会場/ 安田生命ホール
・出演/ ブルーノ・カニーノ、大井浩明、柴田 暦
(主催/日本経済新聞社)
(後援/イタリア大使館・イタリア文化会館・(財)日伊協会・(財)ロームミュージックファンデーション)
(協賛/上野製薬梶Eオムロン梶E(財)ローランド芸術文化振興財団)

■ 名古屋公演
・2001年11月7日(水)18:45開演
・全席指定/ ¥5,000
・当日学生席/ ¥2,500
・会場/ しらかわホール
・出演/ ブルーノ・カニーノ、大井浩明、柴田 暦
(主催/日本経済新聞社・しらかわホール)
(後援/イタリア大使館・イタリア文化会館・(財)日伊協会・(財)ロームミュージックファンデーション)
(協賛/上野製薬梶Eオムロン梶E住友海上・住友海上ゆうゆう生命・ローランド芸術文化振興財団

*2001年10月1日より会社合併に伴い、住友海上は「三井住友海上」住友海上ゆうゆう生命は「三井住友海上きらめき生命」に社名が変わりました。
   
■ 京都公演
・2001年11月9日(金)19:00開演
・全席指定/ A¥5,000、B¥2,500
・会場/ 京都コンサートホール
・出演/ ブルーノ・カニーノ、大井浩明、柴田 暦
(主催/日本経済新聞社)
(後援/イタリア大使館・イタリア文化会館・(財)日伊協会・(財)ロームミュージックファンデーション・京都市・音楽芸術文化振興財団・しがぎん経済文化センター)
(協賛/上野製薬梶Eオムロン梶Eローランド芸術文化振興財団)
(協力/アクティブKEI)

◆ PROGRAM ◆

第一部
  • 三宅榛名:オルランド.ディラッソのモテトによる『御業を待ち望む』(1989)
  • ロレンツォd.P.:スクアルチャルーピ写本より、『心知らずや吾人』(1300年代)
  • G.フレスコバルディ:使途のためのミサ曲より『信経のあとの半音階的リチェルカーレ』(1635)
  • A.サヴィーニョ:『いまわのきわの歌』(1914)日本初演
  • F.ドナトーニ:『リーマ(韻)』(1984)日本初演
  • G.プッチーニ:(ミカショフ編):歌劇「トスカ」より『歌に生き、恋に生き』(1900)
  • B.カニーノ:『ラグを書くにゃあ良い日和』(1983)日本初演
第二部
  • 杉山洋一:嬉遊曲U-2台ピアノ(2001)委嘱新作世界初演
  • ヤコポd.B:ファエンツァ写本より『驕れる鷲よ、高貴なる被造物、神の鳥よ』(1300年代)
  • G.フレスコバルディ:トッカータ第2集より『第5トッカータ』(1627)
  • G.ロッシーニ:『オッフェンバック風小カプリッチョ』『我が最後の旅路の行進曲と回想』『楽しい汽車の小旅行』(1857〜68)[ナレーション:柴田暦]
  • N.カスティリオーニ:『グリーグ頌 カニーノに捧ぐ』(1981)日本初演

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